「アットホームな職場です」に若者が身構えるワケ、上司との飲み会は"任意"が新常識《上司世代の本音とZ世代の本音》
その理由をヒアリングをすると、「アットホーム」という言葉を盾にしたブラックな働き方がありそうなことや、「アットホーム」を強要されるのではないか? という不安を感じているようです。会社の部活への参加や、人間関係における絆の強要は、すなわち公私混同や人間関係の強制を連想させます。
若手世代は干渉し合わない、さっぱりした関係性を築くことが得意。逆に、距離が近い関係は、自分の感情をかき乱す要素になりかねないため敬遠します。
彼らはあくまでも、人との距離感を自分で調節したい。この人とはこれくらいの深さで関わりたい、この人とはこれくらいの距離感を保ちたい、と。だからこそ、距離感の調節が困難と思われる「アットホームな職場」に抵抗感を示すのです。
仲良くなることを目的としない
若手世代は、「上司や先輩と仲良くなれば、仕事もうまくいく」といった発想はあまり持ち合わせていません。職場の人は「友達」ではない。仲良くなる必要はなく、お互い不快にならない程度に、最低限の礼儀とマナーを維持した付き合いにとどめていればよい。
必要に応じて雑談をすることもあるけれど、それによって人間関係がよくなったり仕事が円滑に進んだりする効果は期待していない、というのが大半でしょう。
昨今、結婚したことを職場の人に言わない人も増えています。「どこに住んでいるの?」といった質問も、以前ならたわいのない雑談の類いでしたが、今はプライバシーの侵害になる可能性も。
「恋人いないの?」はセクハラ認定される可能性大です。「職場の人と仲良く」という概念を持たない彼らに対し、距離を縮めようとするアクションは逆効果になりかねません。
もし上司世代が「え~、それはちょっとドライすぎるんじゃない?」と考えているなら、一つ、「仲良くなりたい」の解像度を上げてみませんか?



















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