さらに言えば、視聴者の属性にも大きな違いがあった。通常「野球放送」といえば「中高年男性」と相場が決まっている。
2024年の調査では、プロ野球(NPB)をテレビで観戦した割合は男性55.1%、女性39.8%だった。一方、今回のNetflixの放送では男性52%、女性48%と拮抗していた。指標は異なるものの、従来の野球中継より女性視聴者の比率が高かったことがうかがえる。
さらに年齢では50歳以上の視聴者が44%に対し、49歳以下は56%。「中高年のスポーツ」と言われる野球で、この数字は注目に値するだろう。おそらく「大谷翔平効果」もあっただろうが、テレビだけでなくスマホやタブレット、パソコンなどさまざまなデバイスでも視聴できたことも大きかっただろう。
平均視聴時間は147分と極めて長かった。地上波テレビの「ながら見」とは、真剣度が大きく違っていたといえる。Netflixの場合、中座するときは、ライブ放送でもポーズボタンで一時停止することができる。そういう便利さもあって視聴時間が長くなったと考えられる。
日本戦以外を視聴した人が55%
さらに、今回のWBCの視聴傾向は、前回と大きく違っていた。Netflixが放送した全47試合のうち、日本戦以外を少なくとも1試合以上視聴した人が55%もいる。
今年のWBCは、日本戦以外も好ゲームが続出したが、こうした試合を見て野球、国際試合の面白さを知った人も多かったのではないか。東京プール以外は、現地から送られてくる映像に日本のスタジオでアナウンスと解説をつける「オフチューブ」であり、前回までのJ SPORTSと同じスタイルだった。





















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