吹奏楽部など応援団の宿泊費も学校持ち…甲子園出場で学校にのしかかる巨額負担の実態

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2021年夏の米子東(写真:筆者撮影)

第98回選抜高等学校野球大会は、大阪桐蔭高校の4年ぶり5回目の優勝で幕を閉じたが、甲子園に出場した高校が、応援団などが甲子園で応援するための寄付をクラウドファンディングで募ったことが話題になっている。

青森県から12回目の春の甲子園出場を果たした八戸学院光星高は、クラファンサイトCAMPFIREに「甲子園が最も遠く感じる県・青森からの挑戦を応援してください! | 八戸学院光星」と題して寄付を募集。200万円の目標金額に対して、支援者214人、304万円を集めて終了した。

支援者には「本州最北端の青森県から甲子園に出場するのに発生する費用は1試合あたり約2000万円。それら全てを学校関係者だけでまかなうのには限界があります。皆様からのご支援が球児たちの夢の大きな支えになります。白球を追いかける球児たちが悔いなく全力を尽くせるように。この夢を、共に支えていただけませんか?」と呼びかけていた。

甲子園出場校のクラファンは恒例に

甲子園出場校がクラファンを行うのは、近年恒例になっている。今春の甲子園でいえば、「CAMPFIRE」で福岡の九州国際大付高が500万円の目標で寄付を募った(4月6日時点で117人177.7万円)。また北海道の北照高も500万円の目標で寄付を募った(終了時点で61人69.6万円)。

東北や九州、北海道という遠隔地から、兵庫県西宮市の甲子園まで出かけて応援するには多額の費用がかかる。その一部をクラファンにより寄付で賄おうということだ。ネット上では「応援します」という声がある一方で、「縁もゆかりもない一般の人に、自分たちの高校の応援の費用をお願いするのは筋違い」という声も上がっている。

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