これに対して、今回のNetflixのスポンサー営業は、広告代理店関係者によれば極めて好調で、多くのスポンサーが手を挙げたという。広告代理店側は「WBCのスポンサー+Netflixの番組スポンサー」というセット営業も展開したようだが、これが好評だった。
Netflixの視聴プランには「広告つきスタンダードプラン(月額890円)」「広告が入らないスタンダードプラン(月額1590円)」「プレミアムプラン(月額2290円)」の3種があるが、WBCだけは通常広告が入らないプランにもCMが入った。国際映像が基本のライブ中継で「CMが入ること」が前提だから、外すことが難しかったということがあるが、同時にスポンサーからの要望もあったといわれている。
地上波放送と異なる「視聴者の質」
Netflixのビジネスモデルは、視聴者とのサブスク契約が基本だが、今回のWBCではそれに加え、CMによる広告収入も好調だったのだ。
端的に言えば「視聴者の質」が違うのだ。地上波放送の視聴者は無料でテレビを見ているが、いわゆる「ながら見」が多い。だから民放地上波は必要以上に「大げさに騒ぎ立てる放送」が多いともいえるが、CMへの食いつきもそれほど良くない。
しかしNetflixの視聴者は、最低でも月額890円(限定キャンペーン期間は初月498円)を支払ってまでWBCを見ている。番組への集中度が違う。CMへの反応も地上波とは「別物」と判断したスポンサーが多かったのだろう。さらにスポンサーにしてみれば、視聴者層が明確なターゲットにアプローチできるのも大きい。スポンサーが多すぎたために、スタッフはコールドゲームなど試合時間が短くなると契約本数のCMをインサートするのに苦慮したといわれている。





















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