中国と中東のペルシャ湾岸諸国を結ぶコンテナ航路が、再起動に向けて動き出した。
3月25日、中国の国有海運最大手の中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)は東アジアからアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、バーレーン、カタール、クウェート、イラクの6カ国に向かうコンテナ輸送の新規受注を再開したことを明らかにした。
アメリカとイスラエルによるイラン攻撃に伴い、ホルムズ海峡がイランにより事実上封鎖されたため、コスコは3月4日から上述の6カ国行きの貨物輸送受け付けを一時停止していた。
UAEやオマーンで積み替え
とはいえ、今回の受注再開はコスコ傘下のコンテナ船がホルムズ海峡を通過可能になったことを意味するわけではない。
財新記者の取材に応じた複数の関係者によれば、(ペルシャ湾岸諸国行きの貨物を積んだ)コスコのコンテナ船は当面の間はホルムズ海峡を通過せず、手前のオマーン湾に面したUAEのコールファッカン港、フジャイラ港、オマーンのソハール港、紅海に面したサウジアラビアのジッダ港などに向かう。そこでコンテナをトラックなどに積み替え、陸路で6カ国に中継輸送する方法をとる。
翌26日には、ペルシャ湾岸諸国行きの貨物を満載したコスコの超大型コンテナ船「宝瓶座号」がソハール港に入港し、荷下ろしを開始した。宝瓶座号は3月13日にオマーン湾に到着した後、(寄港地が決まるまで)10日以上にわたって海上で待機していた。






















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