「デジタルネイティブほど騙される」子どもがYouTubeの噂話を信じたときに親がかけるべき言葉
多くの子ども(そして大人も)は、ウェブサイトの「見た目の綺麗さ」や「情報の多さ」、あるいは発信者の「フォロワー数の多さ」といった表面的な要素だけで、その情報を信頼してしまう傾向があるということが分かっています。例えばSNSで拡散されている衝撃的な画像や映像を見て、「今、起きている出来事だ」と思い込んでしまうことがあります。しかし実際は、数年前に撮影された映像を使った「フェイクニュース」であることもよくあります。情報リテラシーが低いとこのような情報に容易に騙だまされてしまうのです。
またスタンフォード大学の別の研究では、中学生から大学生まで、多くの学生が広告とニュース記事の区別がつかず、情報の出所を特定する基本的なスキルに欠けていることが示されました。私たちは「画面に表示されたものは正しい」と思い込む認知バイアスから逃れる必要があります。
ブラウザの新しいタブを開く
では、どうすれば情報の真偽を見抜くことができるのでしょうか。SHEGの研究が推奨する具体的なテクニックに「ラテラル・リーディング(横読み)」があります。
多くの人は、あるウェブサイトの情報が正しいかを確認しようとするとき、そのページを上から下まで熟読したり(縦読み)、サイト内の「私たちについて(ABOUT US)」のページを読んだりします。しかし、悪意を持ってフェイク情報を流すサイトは、こうした内部情報をもっともらしく作り込むことにたけています。
対して、プロのファクトチェッカー(事実確認の専門家)は、そのページを読むことを一旦やめ、ブラウザの新しいタブを開きます。そして、その組織名や著者名を検索し、「ほかの信頼できる第三者(ニュースサイト、ウィキペディア、公的機関など)がその組織についてなんといっているか」を確認します。つまり、情報の「内部」ではなく「外部」に判断材料を求めるのです。



















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