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新入社員歓迎会に上司を混ぜてはいけない—若手社員が逃げる会社、とどまる会社の違いは「Z世代解像度」で決まる

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  • 金間 大介 金沢大学融合研究域教授、北海道医療大学客員教授
  • 長田 麻衣 SHIBUYA109 lab.所長
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金間:一方で、嫌なリーダー役もローテーションで回したり、「みんなでやるならOK」という感覚があったりするのは、重要な視点だと思います。「同世代同士の強力なメンバーシップ」を生かすという作戦はありそうです。

Z世代同士の強力なメンバーシップを生かす

長田:確かに、「メンバーシップ」を軸にお願いごとをするのは非常に有効だと思います。新規事業のプロジェクトを学生たちに任せると、誰か1人のアイデアに寄せるのではなく、全員の意見を均等に扱いながら1つの案にまとめることに凄まじいエネルギーを注ぎます。この「大変な民主主義」とも言えるプロセスを経て、「みんなで良くしていこう」という大題に取り組むというほうが、今の若者の価値観に合っているのだと思います。

金間:Z世代の「団子でいたい」性質をうまく活用するわけですね。そこで上司がチャレンジすべきは、1人のリーダーを指名するのではなく、具体的な「役割」を割り振ることです。「君は交渉がうまいから営業担当」「君はまとめが得意だからファシリテーション担当」といった具合です。誰かが一番偉いのではなく、それぞれが自分の「担当」でチームに貢献しているというほうが受け入れられやすい。そうした構造を作ることで、彼らは同世代間での承認欲求を満たし、居心地の良さを感じることができます。

権利や責任を上下関係で決めない組織運営は、ノウハウのない上の世代にとっては非常に難しい挑戦ですが、チャレンジすべきだと思います。

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