そして、上司は途方に暮れる――「無敵なZ世代部下」に傷つけられ、コミュ障になっていく管理職のつらみ
金間:上司世代は「ここまで厳しくルール化したら嫌かな」とか、「自由なほうがきっといいよね」とか、よかれと思ってルールを曖昧にしがちです。でもそれは逆効果です。むしろ「自分の部署はこれがルールです」と言い切る上司のほうが、Z世代の間では「わかりやすくていい」と評価が上がります。
Z世代の気持ちより行動に着目
長田:金間さんの『無敵化する若者たち』には「若者の気持ちじゃなくて行動に着目しよう」と書かれていますね。上司世代は感情論というか、「みんなでがんばっていこうよ」と気持ちに訴えかけることでモチベーションを上げてきました。でも今の若い人たちは、仕事に気持ちを持ち込まない人も多い。感情起点のコミュニケーションは響きません。上司世代は、感情ではなく行動にフォーカスしたコミュニケーションを習慣化したほうがいい。それが、世代間コミュ障を脱する鍵になると思います。
金間:長田さんの本は上司世代にとって懇切丁寧で本当にわかりやすいし、気になるキーワードがたくさん詰まっています。「電話は心の『凪』を脅かす大波」「名指しで聞くと返ってくるのは模範回答」「自分らしさは『平均点+α』の『α』」とか……。僕の本は「世代間に生じる価値観ギャップを心理ベースで理解しよう」という意図が強く働くため、どうしても内面をえぐって書いてしまいがちですが、長田さんの表現は柔らかくていいなと思いました。
長田:金間先生は過激派で(笑)、私はフィルターありのまろやか表現派なのかもしれませんね。まずは今直面している困りごとの対処法を知る入門編として、『ほめられると気まずすぎてしぬZ世代、ほめて伸ばそうと必死になる上司世代』を読んでいただき、併せてZ世代の内面をより深掘りして理解するために『無敵化する若者たち』を読んでいただけたら嬉しいです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら