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限度を超えた借金は、なぜか借り主のほうが立場が強くなる!? 古代ローマの英雄カエサルに学ぶ、借金で人を動かす方法

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絶望に効く今週の名言
『ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)』/新潮文庫

大きな仕事をするには借金も必要だ。自己資金が貯まるまで待たなくていいから、ビジネスチャンスを逃さずにすむ。設備、在庫、広告、人件費など初期投資を充実させることができ、しかも自己資金を手元に残せる。返済実績を作れば、追加融資も通りやすくなる。もし大手銀行から借りることができれば、非常に強い信用の証にもなる。

莫大な借金を抱えるとみんな寄りつかない

NHK「ラジオ深夜便」の人気コーナー「絶望名言」に出演中の文学紹介者が、ビジネスと人生の“絶望”に効く名言を毎週お届けする。【火曜日更新】

もちろん、いいことばかりではない。返せないとなると、借金は借金でしかなくなる。信用の証どころか、信用を失う。金利の高いところからしか借りられなくなれば、さらに追い詰められ、映画などでは、性風俗で働かされたり、臓器売買をさせられたり、生命保険をかけられたり……などという恐ろしい展開になっていく。現実にも自己破産する人は少なくない。

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