「中高年独身に賃貸は厳しい」? 不動産投資会社勤めの30代女性が"クレカ解約"して都心5区に1LDKを購入したノウハウ

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「ここ数年であまりに高くなりすぎていて、都心にマンションを買うこと自体が難しくなってきていますよね。私も売却前提で購入しましたが、今ここを売ったら、千葉まで行かなきゃ買えません」

洗面台
整理収納アドバイザーを取得し、シンプルに生きることを心がけているという(写真:あきさん提供)

誰と生きるかより、どう生きるか

30代後半でマンションを購入したあきさんは、現在40代に突入。転職も無事に果たし、仕事上で学んだ動画編集スキルを生かしてYouTube活動も始めた。

しかし30代後半といえば、婚活や妊活など「家族づくり」に目を向ける女性も多い。あきさんが結婚や出産よりも、マンション購入に夢中になったのはなぜだろうか。失礼は承知で、その人生観を聞いてみた。

「私も一瞬だけ、『パートナーになる相手が、私がマンションを所有していることを気にするんじゃないか』と考えたりもしました。でも、そこで価値観が合わないのなら、そもそも人生を長く共にする相手ではないという考えに至ったんです。ずっとひとりでいるのは不安という人もいるけれど、男性が先に逝ってしまえば結局ひとりで生きるんだから、おんなじですよ」

まだ結婚しないと決めたわけじゃないんですけどね、と笑って付け足す。

確かに、たとえパートナーがいても、いつかひとりになるかもしれない。それならば、あらかじめひとりで楽しく生きていくすべを身につけておいた方がいい。この潔い考え方こそが、あきさんの人生を貫く軸なのだろう。

最後に、ローンを完済した後の夢を聞いてみると、わくわくする答えが返ってきた。

「50代になったら、カナダに留学したいと思っています。私、幼少期に海外で育ったのに、英語が全然話せないんですよ。かといって日本語も苦手で、みんなが知っているような漢字も結構わからなくて。『なんで英語も日本語もできないの?』って言われてきたことが、ずーっとコンプレックスでした。

だから光浦靖子さんみたいに、カナダに行って英語にチャレンジしたいんです」

ローンを完済し、新しい生活を求めて海外へ。あきさんは、自分の人生の舵をしっかりと握っている。

宮﨑 まきこ フリーライター

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みやざき まきこ / Makiko Miyazaki

立命館大学法学部卒業後、13年間法律事務所にてパラリーガルとして勤務。自己破産、離婚、失業、犯罪など、人生の困難な局面に置かれた人々と接してきた経験を生かし、フリーライターとして独立。
人物インタビューを中心に取材・執筆している。
静岡県浜松市在住。愛犬家。夫と愛犬・鰤(ぶり)と暮らしている。

X:@makiko_miyazaki

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