焼肉きんぐ「ファミリー層のLTV最大化」の仕掛け、"席のまま"でトレカやアニメのエンタメ演出…親の「指名通い」を掴むUX

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 13
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

今回は満腹でオーダーできなかったが、いくつかあった「裏名物メニュー」も、どれも美味しそうで気になった。例えば「牛タン入りつくね〜卵黄ソース〜」「熱々 石焼ホルモンラーメン」など。ここでしか食べられないメニューを顧客に気に入ってもらうことができれば、多くの同業の中から焼肉きんぐを選んでもらう理由の一つにもなる。

日曜夜、親子3人で約1万円

今回は親子3人で合計1万0367円となった。このうち、子どもの飲食代にかかったのは2073円。正直、レストラン等でキッズメニューを頼んだ時よりも割高だ。だが、食べ放題の場合は、それとはまた別の楽しみ方だと考えることにする。

【内訳】
・「きんぐコース」    大人2人 3718円 ×2
             子ども1人 1859円 ×1
・ソフトドリンク飲み放題 大人2人 429円 ×2
             子ども1人 214円 ×1
(全て税込価格)

幼児であれば無料だし、小学校高学年の食べ盛りの時期であれば親としてはお得感も大きい。運営元である物語コーポレーションは、以前取材した「丸源ラーメン」の母体でもあるが、丸源ラーメンも子ども連れのファミリーにとって、痒いところに手が届くサービスを提供していた。物語コーポレーションが「焼肉の食べ放題」を手がけるとこうなる、ということが体現されているのが「焼肉きんぐ」なのだと、妙に納得した。

お腹もいっぱいになったところで、〆に我が子はバニラのソフトクリームを、筆者は「ひとくち冷麺」をオーダー。ゆっくりと席に座って食べ放題を楽しむスタイルに満足した筆者は、次に焼肉を食べたくなったら同店を選ぶだろう。すっかり心を掴まれてしまった。

バニラソフト
娘は〆にバニラソフト。他にもたくさんデザートメニューがあって迷っていた(写真:筆者撮影)
ひとくち冷麺
〆に頼んだ「ひとくち冷麺」。ちょうどいいサイズ感だ(写真:筆者撮影)
宇乃 さや香 フリーライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

うの さやか / Sayaka Uno

1982年北陸生まれ。大学卒業後、分譲マンション管理会社、フリーペーパー出版社、認知症対応型グループホームでの勤務を経験。妊娠・出産を経てフリーライターとして独立。生き方や価値観のアップデート、軽やかに生きるヒントを模索し、取材を続ける。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事