「極小のキズで8万8000円請求」 レンタカートラブルの現実…賢く使いこなす「トラブル回避術」口コミは何に注目する?

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5段階評価で1の口コミはたとえばこんな具合である。

「今までで最悪のレンタカー体験でした。空港に到着したところ、予約していた車がなかっただけでなく、結局300ドル近くの追加料金を請求されました。翌日には予約した車を用意すると約束され、3時間待たされた挙句、小型車で出発しました。それから3日経ち、状況解決のために直接対面したり電話でやり取りしたりして、数え切れないほどの時間を無駄にしましたが、未だに車は用意されておらず、小型車の差額も返金されていません」

口コミは「ネガティブなもの」の内容をチェック

一方5段階評価で5のレビューは具体性を欠くものが多い。特にレビューの数が少ない投稿はサクラの疑いが濃厚となる。

「ドミニカ共和国で最高のレンタカー。スタッフはみんなとても親切です」

評価はサクラらしき投稿にもとづいて高くなっていることも珍しくない。そのため、スコアそのものはあまり気にせずにネガティブな評価の内容を判断するようにしたい。

これらは決してマイナーなレンタカー会社ではなく、誰でも知っているような国際的なチェーンである。問題がある店舗が一部にかぎられていれば、本部の管理も機能するのだろうが、どのレンタカー会社も似たり寄ったりで、本部がフランチャイズの問題を解決できていないように感じた。

フィジーでもレンタカーを予約したが、行ってみると車が用意されてないことがあった。リゾート地は比較的レンタカーがらみのトラブルが多いようだ。

ヨーロッパではスペイン・イタリアでのトラブルが比較的に多い。アメリカでもトラブルはあるが、ハーツのGoldプラス・リワーズ会員での利用がおすすめだ。空港などの店舗では、Hertz Ultimate Choiceといって一定のエリアから自分の好きな車を選ぶことができるしくみがある。待ち時間がゼロのうえ、車の状態も自分で確認できるので、車両の整備不備によるトラブルの可能性は低くなる。

なお、JALグローバルクラブ(JGC)やANAスーパーフライヤーズ(SFC)などマイレージの上級会員であれば、ファイブスター会員にアップグレードできる。

いずれにせよ、それまでの口コミがまっとうだったレンタカー会社の支店がいきなり豹変することは考えづらい。くりかえしになるが、口コミを頼りに不穏な店舗を避けることでトラブルの芽をつむのが最善の策といえそうだ。

橋賀 秀紀 トラベルジャーナリスト

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はしが・ひでき / Hideki Hashiga

東京都出身の50代。早稲田大学卒業。「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かける。訪問国は135カ国(2026年2月現在)。

著書に『世界一周航空券バイブル』・『ビジネスクラスで行く!50代からの世界一周旅行(共著)』(ともにイカロス出版)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載した。Yahoo!ニュース エキスパート。記事の内容についてのお問い合わせ・取材の依頼などについてはこちら(hashigahideki@gmail.com)まで。

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