「2026年F1はなぜ大混乱に陥ったのか?」躍進するハース小松代表が明かす新ルールの改善すべき点と小規模チームの戦い方

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「ずっと議論はしてるんですよ。『このレギュレーションだと、電動に特化し過ぎたレースになりませんか?』って。」

事前テストは1月末バルセロナでの5日間と、2月半ばのバーレーンでの6日間のみ。完全に新しい車両、新しい規則でレースを行うにはあまりに短いテスト期間だ。実際に開幕戦のオーストラリアでは、走行中の駆動力制御のトラブルらしきハイスピードでのクラッシュや、うまくスタートできず後続が追突しそうになるなど、唐突で危険なトラブルも散見された。

「レギュレーションを修正するにしても、二転三転するのはよくない。変えるなら1回だけ変えて、その1回は絶対に正しいというものにしなきゃいけない。少なくなくとも開幕戦前に変えるのはやめましょうと言いました」

第2戦は中国・上海。少なくとも2戦を終えてから会議をするそうだ。

今後、レギュレーションの調整が行われる可能性も

「僕の感覚では少なくとも5レースぐらいやってから決めるべき。サーキットによって特性は全然違う。メルボルンは元から追い越しの難しいサーキットだし、エネルギーを回収するのは難しい。中国は、スプリントウィークエンドだから(決勝の前日にも、半分の距離のスプリントレースを行う)、また違った結果が出ると思います」

小松代表
ズバズバと率直な意見を語ってくれた小松代表。世界を舞台に戦うには、ストレートな表現は大切なのだと感じた(撮影:山畑俊樹)

直線の長い最高速依存のサーキット、高速コーナーのあるサーキット、モナコのように速度の遅い狭いサーキット、テクニカルな中速コーナーで争うサーキット……いくつかの種類のサーキットでレースをやってみて、その後に会議をして、レギュレーションの修正を行うことになるだろうとのこと。

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