「失敗を怖がる新人」が「失敗から成長する新人」に変わるための4つのお作法

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冒頭のAさんのケースは、周りは何とも思っていないのに自分だけが自己否定してしまったケースだが、もし彼がこうした「お作法」を知っていれば、頭の中で応用して違う結果になっていたかもしれないとも思う。

「研修の理解が自分だけ遅れている。これは自分の予習方法に間違っていた部分があったのかもしれない(分析)。講師に話して(相談)どうすればいいのか助言してもらおう(改善)」。そう思えるだけで、メンタルの防御力は格段に上がる。

失敗は「成長にとってのプラス材料」になる

失敗はゼロにはできない。だが、お作法によってその悪影響を「100」から「10」や「20」に抑えることはできる。そして、そのリカバリーを繰り返すうちに、若者のメンタルは鍛えられ、以前だったら致命傷になって辞めたかもしれない失敗でも、擦り傷にしか感じず、また前を向けるようになる。これが、実社会で生き抜くための本当の「強さ」ではないだろうか。

「失敗が怖い」と身構える若者に必要なのは、寄り添う優しさだけではない。失敗という荒波を乗りこなすための「認識」と「具体的なスキル」を授けることだ。

失敗を適切に経験させ、リカバリーさせ、成長へとつなげる。そのサイクルを回せる組織こそが、これからの時代、優秀な若手人材から選ばれ、生き残っていくだろう。新人研修で伝えるべき、基本的かつ重要な社会人スキルとして捉え直すことが急務だろう。

川畑 翔太郎 UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ) 代表取締役、IT/AI人材育成アドバイザー

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かわばた しょうたろう / Shotaro Kawabata

1986年生まれ、鹿児島県出身。九州大学工学部機械航空工学科卒。住宅設備メーカーINAX(現・LIXIL)での商品開発・製造現場を経て、2012年に第二新卒・既卒に特化した就業支援企業「UZUZ」の創業に参画。未経験(文系含む)からのIT人材育成において、累計2,000名以上の就業支援実績を持つ。 2024年にIT/DX教育研修事業を分社化し、現職。現在は、若手人材のIT/AIリスキリング支援や、企業のDX推進、AI活用における社内教育プログラムの設計・助言、情報発信を中心に行う。著書に「社会に出たいとウズウズしている君に贈る『就活ひきこもり』から脱出する本」(実務教育出版)がある。
公式サイト:https://uzuz-college.jp/
X:https://x.com/kawabata_career
note:https://note.com/kawabata_career
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww

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