「東大にもっとも入りやすい学部」は理2じゃなく…?東大合格発表で衝撃!崩れた『ドラゴン桜』の常識とは

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文系では、文科2類の合格最低点(330.47点)が文科1類(325.01点)を上回りました。文3は316.32点と最も低い結果です。

これはここ数年続いている傾向で、かつては"法学部への登竜門"として最難関とされていた文1の相対的な地位が変化してきていることを示しています。経済や国際系への関心の高まりとともに、文2の人気が上がっていることが背景にあるかもしれません。

今年もう一つ見逃せないのが、3月10日の記者会見における発言です。勝野正章・入試実施委員会委員長が「採点基準に科類ごとの違いはない」と明言しました。

これは受験業界においてかなりの衝撃です。長年、「理1より理2の方が採点が甘いのでは」「文1より文2の方が数学の採点が厳しいのでは」という仮説が語られてきたからです。

採点基準が同じであるなら、合格最低点の差は純粋に志望者の学力・人数の差によるものということになります。受験戦略の前提が根本から変わりうる重要な発言です。

どこが合格しやすいかがわからない時代に

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総じて言えるのは、どの科類が合格しやすいかが読みにくくなってきたということです。理1が合格最低点で最も低い科類になる時代が来るかもしれないし、今年だけの話かもしれません。

だからこそ、思い込みや過去の"常識"に頼らず、毎年の最新データをしっかり追い続けることが重要です。戦略は大事です。情報をもっと取っていきましょう。

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西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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