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AI時代の小学校英語《何を手放し、何を残すか》再考が必要、「得意な子どもと苦手な子どもに開き」指導者に負担感

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  • 羽渕 弘毅 西宮市立総合教育センター 指導主事

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2020年度に小学校で英語が教科化され今年度で6年めに入った(写真: Fast&Slow / PIXTA)

生成AIの普及によって、言葉を学ぶ意味そのものが問い直されています。整った文章をAIが瞬時に作れる時代に、学校で英語を学ぶ価値はどこにあるのでしょうか。

ある授業風景を見てみましょう。デジタル教科書のイラストを押すと音声が流れ、子どもたちは端末で繰り返し聞きます。ALT(外国語指導助手)と担任、あるいは専科教員が英語でやり取りし、子どもたちはそのやり取りを見つめています。授業のキーフレーズを練習し、数人が前に出て発表し、最後に振り返りを書いて授業は終わります。

小学校英語が教科化され、教材も整備され、授業の流れも一定程度定型化されてきました。表面的には、着実に定着しているように見えます。

整った授業での違和感…AIが変えた前提

一方で、学校からは別の声も聞こえます。英語を楽しめない子ども、得意な子どもと苦手な子どもの開き、それらに対応しようとする指導者の負担感です。

全国学力・学習状況調査の質問紙を見ても、英語の授業を肯定的に捉える子どもが一定数いる一方で、肯定しにくい層が存在することも読み取れます。

授業が整っていることと、子どもたちが育っていることは同じなのでしょうか。そして今、生成AIの登場によって、その問いはさらに重くなっています。

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【あらためて「聞くこと」から始める】

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