将来の夢は漠然としていたものの、「サラリーマンになって安定して生きていきたい」と思っていた山田さん。勉強を頑張った甲斐もあり、成績はどんどん上がっていきます。
高校2年生で理系を選択した山田さんは、首都圏の埼玉大学や茨城大学などの工学部に行こうと考えて勉強をしていました。しかし、最高学年に上がった高3で、突如彼は文転を決めます。
「中学の時、塾に通ってから苦手科目だった数学でも平均以上にできるようになったので、高校でも平均以上でいけるのかなと当時は思っていました。ただ数学はできたんですが、物理・化学が苦手で、偏差値も40を切っていることが多かったんです。
高3の春に埼玉大学でD判定が取れたので、高校3年生の夏までは理系を続けていたんですが、最終的に地理が得意だったので、理系で頑張るより文系に行った方がいいと思ったのが文転のきっかけでした」
高校に入ってからも中学時代と同じ塾に通っていましたが、あまり成績が伸びなかった山田さん。夏休みが終わった9月に文転を決意したといいます。当時目指していたのが青山学院大学と法政大学の文系学部でした。
「選択科目で地理を使えて、地理のウエイトが比較的高い学部を選びました。冬に受けた法政大学の文学部地理学科はC判定が出て、いけるかもしれないって感じにはなってきました。文転して、古文・漢文を1から勉強することになったのがつらかったですが、最終的には文系の成績は学年100人中で7位になりました」
法政大学と青山学院大学に落ちて浪人を決意する
突然の文転にもかかわらず、文系科目をそれなりに仕上げてセンター試験にのぞんだ山田さんは、得意の地理では96/100点を記録します。しかし、国語と英語が悪く、3科目合計で8割を超えることはできませんでした。
結局現役の年は法政大学の文学部地理学科と青山学院大学の経済学部を受けて落ちてしまいました。
現役の受験で失敗した山田さんは、浪人を決意します。浪人しようと思った理由を聞いたところ、「これまで勉強してなかったけど、自分はやればできると思っていたから」と答えてくれました。




















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