婚活ははじめてのことだったが、お見合いの申し込みも積極的に行い、月に3〜4人とは実際に会っていた。仮交際に進むことも少なくなかった。
ところが、不思議なことに、どの交際も長く続かない。2、3回とデートを重ねたところで、必ずと言っていいほど、ゆうたのほうから「交際終了」の連絡が入るのだ。
例えば、こんな様子だ。
さとえ(38歳・仮名)とお見合い後に仮交際に入った。会話も弾み、デートの雰囲気もとても良かった。さとえは「またお会いしたいです」と前向きだったのだが、ゆうたはこう言った。
「性格はいいんですが、『ヒヒヒッ』という笑い方が少し気になってしまって……」
また別の女性たちとのデートでも、どうも小さな欠点が目に入ってしまい、交際を前に進める気持ちにストップをかけてしまう。
「穏やかで素敵な方なんですが、食事のときに肘をついたり、スマートフォンをテーブルに置いたりしたのが、ちょっと気になってしまった」「いい人なんですが、いつも食事を少し残して、きれいに食べないんです」
ゆうたは、筆者に言った。
「妥協して結婚するのは違うと思っています。結婚するなら、ちゃんと納得できる人としたいんです」
そして、疲れた表情を見せながらも、お見合いを続けている。
結婚できない理由は何か
なぜ、3人は婚活を頑張っているのに、結果が出ないのか。
まさおみがうまくいかない理由は、実はとてもシンプルだ。 彼は、自分の婚活市場での立ち位置をわかっていない。
自分の年齢が上がれば、相手から見える条件も変わっていく。ところが彼は、43歳のときに描いた理想の条件を、47歳になった今も変えずに追い続けている。つまり、自分は年齢を重ねているのに、お相手の条件だけは4年前のままなのだ。
婚活では、努力の量よりも「現実をどう見ているか」が結果を左右する。どれだけ申し込みをしても、どれだけ誠実にデートをしても、条件のミスマッチが大きければ、ご縁は、成婚へとつながりにくい。




















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