あやか(38歳・仮名)は、外資系企業に勤めるキャリア女性だ。年収は600万円ほど。彼女が婚活を始めたのは35歳のときだった。出産も視野に入れ、「1年以内には結婚したい」と思ったのだ。
1年以内と期限を切ったため、婚活をできるだけ効率よく進めたかった。そこで、「出会いの数を増やせば、その分チャンスも増えるはず」と考えた。そこで、まずは無料のマッチングアプリに登録。
さらに婚活パーティーにも足を運び、結婚相談所にも入会し、出会いの入り口をとにかく増やした。
婚活アプリは無料だったので、条件のいい男性には、片っ端から“いいね”を入れた。相手とつながるとメッセージのやり取りをし、週末はデートの予定を入れる。
結婚相談所の申し込みも同様で、月に30件近いお申し込みをかけた。また条件のいい男性から申し込みがかかると、受諾していた。
その合間を見つけては、参加できる婚活パーティにも申し込み、参加していた。
たくさんの入り口があったので、出会うことはできる。しかし、どの出会いも長続きしない。結婚相談所でのお見合いの場合は、仮交際に入っても、1、2回会うと、交際終了を出されるか、こちらが出すかで、真剣交際にまで進めずにいた。
あるとき筆者は、彼女のスケジュールを聞いて驚いた。
その週末は、土曜日の午前中にお見合い。終えて、アプリで出会った人とランチ。夜は仮交際中の男性とディナー。日曜日の午後にも別の男性と会う予定が入っていた。
「これだけ出会っているのに、なかなかいい人に出会えないんです」
そう言うと、少し疲れたような表情を見せた。
小さな欠点に目がいってしまう
ゆうた(41歳・仮名)は、IT企業に勤める会社員だ。年収は800万円ほど。真面目で堅実な性格で、仕事も安定している。婚活を始めたのは39歳のとき。仕事ばかりして、気がつけば40歳目前。「そろそろ家庭を持ちたい」と思い、結婚相談所へ入会した。




















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