43歳の頃は、まだ30代後半の女性とのお見合いが成立することもあった。しかし、年齢が45歳を超えたあたりから、状況は少しずつ変わっていく。30代女性とのお見合いの成立率が目に見えて下がり、だんだんと組めなくなっていったのだ。
それでも、まさおみは「30代の女性と結婚したい」という当初の理想を手放すことができなかった。“たくさん球を打てば、どれかは当たるだろう”と、毎月100件近くのお申し込みを続けていた。
そんななか、3カ月前にかなこ(37歳・仮名)とのお見合いが成立。お見合い後は仮交際に進むことができた。まさおみは“このご縁をなんとか実らせたい”と、毎日のようにLINEを送り、週末には必ずデートの約束を取り付けていた。
そして3回目のデートを終えた頃、彼からこんな連絡が来た。
「真剣交際に入りたいと思っているのですが、次のデートで申し込んでも大丈夫でしょうか」
真剣交際への希望は叶うのか
しかし、筆者には少し早いように感じられたため、「お相手の相談室に確認してみます」と伝え、先方の仲人に意向を聞いた。すると返ってきたのは、「もう少し時間をかけて男性を見てみたい」という返事だった。
仲人としての経験則から言えば、どちらか一方が真剣交際を望んだときに、相手が即答せず、「もう少し様子を見たい」と答えを先延ばしにした場合、その交際が真剣交際へ進む可能性は、とても低い。
案の定、5回目のデートを終えたところで、かなこから交際終了の申し出が届いた。理由はこうだった。
「デートの場所を考えてくださり、いつもリードしてくださって、とても誠実な方だと思いました。ただ、やはり年齢差が大きく、会話の中でジェネレーションギャップを感じることも多く、将来の結婚生活を具体的に想像することができませんでした」
さらに、相談室の仲人からはこんな補足も添えられていた。
「このような結果になり申し訳ありません。毎回手土産を持ってきてくださり、食事代もすべて負担してくださっていたので、本人もなかなか交際終了を言い出せなかったようです。できるだけ良いところを見つけようと努力していましたが、現実的に結婚を考えるのは難しいという判断になりました」
この結果を伝えると、まさおみは落胆した声でこう言った。
「これだけ頑張っているのに、なぜ結果が出ないのですか?」




















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