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RAV4とフォレスター「買われ方」に違いはあるか? 先代モデルの購入者3000人以上データで浮き彫りになった2車の個性

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  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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先代にストロングハイブリッドが存在しない以上、単純な比較はできないが、それでも上げ幅は小さくない。結果として、ハイブリッドでありながら、プラグインハイブリッドであるRAV4 PHVと同じ土俵で比べられる価格帯まで接近してきた。

次に見るのは、購入時の「前提条件」だ。この結果を見ることで、どのような入り口から購入車種を検討し、結果として購入に至ったのかを知ることができる。

フォレスターとフォレスター S:HEVについては、「安全運転支援機能」を強く求めていることがわかる。詳細は後述するが、スバルオーナーは他メーカーの人々よりも安全を重要視した購買行動をしており、それがフォレスターにも表れた格好だ。

RAV4 PHVは、当然ではあるが、プラグインハイブリッドであることが条件として突出している。

「購入予算」はあまり気にしておらず、「車名」「ボディタイプ」のスコアもほかより低い。プラグインハイブリッドに乗りたい気持ちが、購入検討の入り口になっていそうだ。

プラグインハイブリッドは外部充電ができ短距離ならEVとしても使える(写真:トヨタ自動車)

RAV4 PHV、フォレスター S:HEVは「燃費の良さ」も条件として挙げており、購入後のランニングコストにも意識が向いていることがわかる。

何を気に入って買ったのか?

「気に入った点」を見ると、RAV4とフォレスターは同じミドルSUVでも、購入時に「良かった」と評価されるポイントがかなり違う。例えばフォレスターは、「安全性への配慮」が高く、それぞれ50%ほどに達するのだ。

フォレスターでは、加えて「運転しやすさ」のスコアも高い。購入時の前提条件でも見えたとおり、安全は検討の入り口であるだけでなく、車種選択時の満足の中心にもなっていることがわかる。

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【選ばれる理由が異なるPHEVモデル】

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