「地頭もセンスも不要」コンサルが使っている"思考の型"の正体

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ステップ4 各要素に対する解決策(対策)を考える

ステップ3で深掘りした原因に対し、どうやったら解決できるのかを提示します。例えば、次のような感じです。

このように、具体的な打ち手を考えていきましょう。ロジックツリーに対策を追加すると、このようになります。

この図を見ていただければわかるように、ロジックツリーは課題がどんな仕組みになっているのかを見える化し、原因と対策を体系的に整理できる強力なツールです。今回の例のように、課題を具体化し深掘りしながら改善策を明確にすることで、成果につながる意思決定が可能になります。

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ロジックツリーは「MECE(ミーシー)」という考え方に基づいています。MECEとは「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略で、各要素が重複せず漏れもない状態を意味します。このように分解することで考えの抜け漏れを防ぎ、複雑な問題をわかりやすく整理できるため、プレゼン資料や報告書で使えば、聞き手にとって理解しやすく筋道の通った説明が可能です。

ビジネスの現場では、結論を先に伝えることが重要な場面がたくさんあります。そのため、ロジックツリーで論理を組み立て、結論を示してから根拠や原因を示すようにすると、相手の納得感が高まります。

また、論点が複雑な会議や部門横断プロジェクトでも、「まずロジックツリーに落とし込む」という手法を使えば、関係者間で共通認識を持つことができ、議論がスムーズに進みます。

東 秀樹 日本総合研究所/リサーチ・コンサルティング部門/経営戦略グループ 主席研究員

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ひがし・ひでき

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 修士課程修了。総合商社にてロサンゼルス、ニューヨークに駐在し、現地法人の経営やグローバル事業展開の実務経験を積む。帰国後、日本総合研究所に入社。経営戦略グループの主席研究員として、企業の中長期戦略策定、新規事業開発、マーケティング戦略の立案・実行支援に従事する。また、大学・大学院での講師活動を通じ、企業経営に関する教育・研究にも力を入れている。

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三浦 学 日本総合研究所/リサーチ・コンサルティング部門/経営戦略グループ 上席主任研究員

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みうら まなぶ

慶應義塾大学大学院 理工学研究科 基礎理工学専攻 修士課程修了。大学院で数理科学を専攻後、日本総合研究所に入社。民間企業および公共分野を対象に、経営戦略、マーケティング、新規事業開発、海外展開などに関するコンサルティングおよび調査業務を幅広く手がける。次世代のコンサルティング手法や科学的アプローチの重要性を発信し、理論と実務の架け橋として活動を続けている。

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