iPhone用チップの採用で10万円切りを実現した「MacBook Neo」は、大学生活に十分な性能を備えているのか
ただし、いくつか注意点もある。
最大の制約はメモリ容量だ。MacBook Neoは8GBメモリに限定されている。近年のMacでは16GBが主流になりつつあるため、この点は明確なコストダウンポイントと言える。そのため、多数のアプリを同時に開くような重い作業では性能の余裕が少なくなる可能性がある。
とはいえ、レポート作成、表計算、ウェブブラウジング、オンライン授業、写真編集、軽い動画編集(といっても4K 3~4トラック程度ならまったく問題ないはず)といった大学生活で一般的な用途であれば、大きな問題になることはないだろう。
理系で、複雑な科学技術計算をするとか、CADで大規模な演算をするとか、大規模なアプリケーションをビルドするとか、そういう方向に進学する可能性があれば、性能は足りない可能性はある。しかし、そういった性能が必要になるのはおそらく3~4年生以降だろうから、逆に現時点ではMacBook Neoを買っておいて、必要になってからその時にスペックを見極めて最新の高性能モデルを買った方がいいかもしれない。
筆者の子どもたちはどちらも大学入学時は安価なモデルや中古品を使ってもらっていて、マシン性能が必要になる3年生時点で、必要な性能を見極めて買い替えたから、そういう意味でも入学時はMacBook Neoがいいのではないかということだ。
ストレージは256GBと512GBの2種類のみ。価格は256GBが9万9800円、512GBが11万4800円となっている。学割を利用すれば512GBモデルでも10万円を切る。なお256GBモデルではTouch IDが省かれているが、Apple Watchによるロック解除を利用すれば実用上の不便はそれほど大きくない。
削られている部分もあるが実用には十分
細かい仕様を見ると、いくつかコスト削減の跡も見える。
ディスプレイは13インチで解像度2408×1506ピクセル、輝度は500ニトで、MacBook Airよりわずかに小さく暗い。色域もsRGBまでで、プロ向けのP3カラーには対応しない。
また、MagSafe充電は非搭載。USB-Cポートは2つだが、奥側のポートがUSB 3対応で外部ディスプレイ出力も可能、手前側はUSB 2対応となる。外部ディスプレイを接続すると、充電のためにもう一方のポートを使うことになり、拡張性には多少の工夫が必要になる。





















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