iPhone用チップの採用で10万円切りを実現した「MacBook Neo」は、大学生活に十分な性能を備えているのか

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キーボードはフルサイズだが、バックライトは省略されている。カメラは1080pのFaceTime HDカメラ。最新MacBook Airの12MPカメラには及ばないし、センターフレームカメラなどの機能も使えない。スピーカーもデュアル構成で、4スピーカーを備えるMacBook Airほどの音質ではない。

MacBook Neo
MacBookシリーズではおなじみのバックライトキーボードも省略されている(写真:Apple)

ただし、こうした仕様の違いは主に上位モデルとの差別化のためであり、日常用途では大きな問題にはならないだろう。

「大学生の最初のMac」としては有力な選択肢

予算を上げれば、あらゆる面でMacBook Airの方が優れているのは事実だ。しかしMacBook Neoの価値は、10万円前後という価格でMacを導入できる点にある。

大学進学を機にパソコンを購入する家庭にとって、レポート作成、オンライン授業、動画視聴、軽いクリエイティブ作業といった用途であれば、MacBook Neoでも十分に対応できるだろう。

MacBook Neo
業種によっては社会人でも利用できるし、モバイル用のセカンドマシンという使い方もできるだろう(写真:Apple)

また、社会人であっても重い処理はしないとか、自宅により高速なマシンを置いて気軽に出掛ける時に使うなどセカンドマシンとしての可能性もあるかもしれない。

 

インテルCPUから自社製Apple Siliconに切り換えて6年。Mシリーズチップが十分に高性能になったからこそ、その下の価格帯を埋める製品をiPhoneのチップを使って作るという工夫ができた。これもまたアップルの長期的な戦略の成果だといえるだろう。

村上 タクタ 編集者・ライター

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むらかみ たくた / Takuta Murakami

iPhone、iPadなどアップル製品を中心に扱うガジェット・テクノロジー系編集者・ライター。カリフォルニアでのWWDCやiPhone発表会には2016年頃から継参加。趣味の雑誌の編集者として、’92年から約30年で約600冊の雑誌を作ってきた。バイク雑誌『ライダースクラブ』に携わり、ラジコン飛行機雑誌『RCエアワールド』、海水魚とサンゴ飼育の雑誌『コーラルフィッシュ』、デジタルガジェットのメディア『flick!』『ThunderVolt』の編集長を務める。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー。バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、庭での野菜作り、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。娘はロンドン、息子は台湾在住。

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