小学校「朝7時に開門」、小1の壁を解消へ"子どものためなら"と対応せざるをえない学校のしんどさも《高崎市と三鷹市で起きていること》

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早朝開門を予定どおり実施するのかどうかを高崎市教育委員会学校教育課(以下、高崎市教委)に尋ねると、「変更はない」との返答だった。

さらに教員からの反対もあるようだがと質問すると、「教員1人ひとりと話をしたわけではないが、小学校の校長会に説明して、ちゃんとご理解をいただいています」と説明された。

すでに早朝開門を実施している自治体もある。東京都三鷹市もその1つで、23年11月から市立小学校全15校で7時半の開門を始めている。三鷹市教育委員会事務局(以下、三鷹市教委)では次のように説明する。

「23年6月の市議会で複数の議員から、学校の始業時間前に子どもたちが安全に過ごすために学校の門を早めに開いて校庭で遊べる環境が必要ではないか、という意見があったからです。その前から小1の壁は話題になっていましたが、とくにコロナ禍明けで校門の前に立っている子どもたちの姿が目立ったせいもあると思います」

高崎市デジタル広報2月号 市内全小学校の7時開門について
群馬県高崎市では今年4月(2026年度)から市内すべての小学校58校で開門時間を午前7時にすることにした(画像:高崎市デジタル広報2月号より)

在宅勤務が減って通常勤務に戻っている…

20年1月からのコロナ禍が落ち着いたのは23年で、5月8日には新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、法に基づく外出制限のある2類相当から外出制限をともなわない5類に移行した。

これによってコロナ禍で広まっていた企業の在宅勤務も急速に減り、通常勤務へと戻っていく。

保護者が在宅勤務であれば登校時間ぎりぎりまで自宅にいることが許された子どもたちも、保護者が通常勤務で朝早く出かけていくと、早く自宅を出て閉ざされている校門の前で開門を待つしかなくなった。コロナ禍前もあった風景だったのかもしれないが、コロナ禍で消えて復活したために目立ったのかもしれない。

高崎市が早朝開門を決めたのも、同じく小1の壁が大きな理由だった。

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