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「一流大学出身、履歴書は申し分ないのに…」AI使った完璧な履歴書→入社後大暴れの"隠れモンスター"を見抜く方法

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  • 加藤 芳久 株式会社ファイブベイ取締役副社長、組織変革コンサルタント
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面接の後半、リラックスした雰囲気の中でぜひ投げかけてみてほしい問いがあります。

「最近、あなたが身近な誰かに感謝を伝えたり、親切にしたりしたことはありますか?」

この質問は「一番甘えられる、あるいは一番近い存在に対して、敬意と感謝を持って接しているか」を確認するための入り口として捉えてください。

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なぜ「身近な人への態度」を聞くのか? それは、 最も近い存在(親、パートナー、親友など)に対して、どれだけ自分を律して敬意を払えるかは、組織内での立ち居振る舞いに直結するからです。相手に求めるのは、「高価なプレゼント」のような派手な話である必要はなく、「夕食を作った」「困っている友人の相談に乗った」といった小さな善意を丁寧に積み上げられるかどうかが重要なのです。最も身近な人に感謝できない人は、いずれお客様や同僚に対しても感謝を忘れてしまいます。

もちろん、プライベートな話題であるため、強制してはいけません。「差し支えなければ」と前置きし、まずは面接官側が「私は最近、親にこんな親孝行をしまして……」などと自己開示をすることで、相手の心を開く足掛かりにするのがプロの技術です。

採用は「最強のチーム」を作る近道

「最近の親孝行(あるいは親切な行為)」という項目は、履歴書にはありません。だからこそ、直接対話する面接の場で、その人の「人間力」や「価値観」が凝縮された言葉に耳を傾ける必要があるのです。

一見遠回りに見えますが、こうした「価値観の共鳴」を確認することこそが、ミスマッチを防ぎ、最強のチームを作るための最短ルートなのです。

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