選手団会見で「りくりゅうペアや中井亜美選手ばかり」「スノボ選手にも質問して」の声…冬季五輪が《フィギュアスケートばかり注目》される背景

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2人が最優先してきたのはフィギュアスケートのペアとしての関係性であって、見てほしいのはプライベートではなくそちらであることは明らかでしょう。ただ、フィギュアスケートの熱心なファン以外は「何であんなに息ピッタリなんだろう」「あんなに相手を信頼できるなんて凄い」などと感じるのも無理はありません。

テニス、バドミントン、卓球などのダブルスとはどこか違う……そんなフィギュアスケートのペアにしかわからないような距離感とその神秘性がりくりゅうペアへの関心につながっている感があります。

りくりゅう
金メダル獲得後の取材の合間に仮眠をとっていた木原選手を起こしに行った三浦選手。「ほっこりする」「良い関係性」とのコメントが相次いだ(画像:三浦璃来公式Instagram @riku9111より)

この点をテレビ局のスポーツ部関係者に話を聞くと、「フィギュアスケートには独特の世界観がある」「選手もファンも他のスポーツとはちょっと違う」という言葉が返ってきました。それは何となく感じていたけど……という人もいるのではないでしょうか。

さらにそのテレビマンは「採点競技はたくさんあるけど、フィギュアスケートほど芸術性にスポットが当たるものはない」とも言っていました。

まずスリムなスタイルときらびやかな衣装という外見の華やかさだけをとっても他のスポーツにはないものであり、なめらかなスケーティングや豊かな表現力は「氷上のプリンス・プリンセス」などにたとえられます。

実際、競技会やアイスショーを観に行けば、まるでバレエ、オペラ、現代舞踊などの舞台芸術を彷彿させる世界観に魅了されて「ハマった」という人も少なくありません。特にアイスショーは生演奏を採り入れるなど芸術性をさらに一歩進めたものも多く、他のスポーツとは異なるムードを感じさせられます。

フィギュアは「感情移入のレベルが違う」理由

そんな他のスポーツにはない芸術性の高さや独特な世界観に魅了されたフィギュアスケートのファンは、スポーツ部やスポーツ紙の関係者に言わせれば「感情移入のレベルが違う」。

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