肝腎寿命を延ばす「2つの臓器」が同時に整う食事→【医師推奨】たんぱく質、塩分を控えすぎず食を楽しむ方法

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腎機能低下が気になり、「薄味の食事も悪くない」というのなら、塩分を控えた食事を続けるのもいい。それで血圧が安定して高血圧を防げるなら、続けるに越したことはないだろう。

塩分制限以外の血圧対策で食を楽しむ

しかし、我慢に我慢を重ねて“食べられないストレス”を増大させているのであれば、「厳しい塩分制限」はかえって逆効果をもたらしかねず、やらないほうが腎臓のためになると著者は考えているそうなのである。

血圧を下げる方法は、別に塩分制限だけではありません。
たとえば、食事や運動をがんばって脂肪肝や内臓脂肪を解消させれば、それだけで血圧が下がって安定してくることが多いのです。とりわけ、内臓脂肪の蓄積は悪玉のサイトカインの分泌を促して高血圧発症の原因になるとされています。ですから、塩分制限をがんばる前に、まず糖質の摂りすぎを控えたり脂肪を落とす運動をしたりして内臓脂肪を減らす努力をするほうが血圧を下げるのに効果的なのではないでしょうか。(147ページより)

つまり、厳しい塩分制限で無理に我慢を重ねるよりも、“別の方向”からの血圧対策を優先するべきだというのが著者の持論。そのほうがストレスもたまらず、結構環境も良くなり、結果的に腎臓に好影響をもたらすからだ。

たしかにそんなスタンスでいれば、純粋に食事を楽しめるだろう。そういう意味でも、これはなかなか画期的な考え方だと言えるのではないだろうか。

印南 敦史 作家、書評家

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いんなみ あつし / Atsushi Innami

1962年生まれ。東京都出身。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。「ライフハッカー・ジャパン」「ニューズウィーク日本版」「サライ.jp」「文春オンライン」などで連載を持つほか、「Pen」など紙媒体にも寄稿。『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(PHP文庫)、『いま自分に必要なビジネススキルが1テーマ3冊で身につく本』(日本実業出版社)『「書くのが苦手」な人のための文章術』(PHP研究所)、『先延ばしをなくす朝の習慣』(秀和システム)など著作多数。最新刊は『抗う練習』(フォレスト出版)。

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