高市演説の言葉遊びとギフト批判に終始、世界的スキャンダル「エプスタイン」を知らない中道・小川代表の致命的な欠落

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小川淳也
代表質問に臨んだ中道改革連合の小川淳也代表。高市首相の施政方針をもじる形で意気込みを示したが、その資質が問われている(写真:ブルームバーグ)

2月24日に行われた衆議院の代表質問で、中道改革連合の小川淳也代表は1番バッターとして登壇。その冒頭で「私たちは成長に加え、国民生活底上げのために、暮らしを支えて、支えて、支えて、支えて、支え続けてまいります」と発言した。

これは、高市早苗首相が20日の施政方針演説で「成長のスイッチを押して、押して、押して、押して、押しまくってまいります」と述べたことをもじったもので、並々ならぬ対抗意識がうかがえた。

かけ声とはかけ離れた国民の期待度

8日に投開票された衆議院選挙で、選挙前から7割減となる49議席へと激減した中道改革連合。敗戦の責任をとって共同代表を辞任した野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏に代わり、13日に新代表に選任されたばかりの小川氏は、その救世主になれるのか。

毎日新聞が21日と22日に行った世論調査では、小川代表に「期待する」が14%で、「期待しない」の41%を下回った。日本経済新聞とテレビ東京が13日から15日にかけて実施した共同調査でも、小川代表に「期待する」は29%で、「期待しない」は61%と、こちらも国民の期待が大きくないことを示している。

実際に中道は代表質問の登壇順では野党第1党のポジションを確保したものの、所属する議員は衆議院の49人のみで、衆参合わせて418人の自民党(衆議院316人・参議院102人)はもちろん、日本維新の会の55人(衆議院36人・参議院19人)や国民民主党の50人(衆議院28人・参議院22人)よりも少ない。

さらに問題は、参議院に残された立憲民主党と公明党だ。当初は「なるべく早く中道に合流」するはずだったが、それが困難になっている。

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