トヨタに「定例会議」は存在しない? 上司と部下がセットで会議に出席するのを「認めない」深い理由
また、上司がフルに自分の仕事に専念していれば、忙しくて部下の担当分野の会議には、「〇〇君、キミ、あの会議に出ておいてくれ」と言うことになるはずです。
そうなっていないということは、上司が十分に生産性ある仕事をしていない証拠でもあります。マネージャーやリーダーといった上司の使命は、「部下にいかに失敗させないか」ではなく、「部下たちが成果を出す仕組みや土台を作ること」ですから。
上司が部下と一緒に会議に出るなど、もってのほかだし、何かと心配して先回りして部下の失敗機会や成長機会を奪うのも、長期でみれば、むしろ生産性が低いのです。
いまだにベンチャースピリットを忘れていないトヨタ
ひとりのコンサルタントとして、クライアント企業にこうしたトヨタ式の会議や打ち合わせの実施を提案すると、大手の企業では「30分会議では物足りない」「やる気がないのでは?」などと受け取られることがよくあります。
しかし、早期の上場を狙っているようなベンチャー企業やスタートアップ企業の方は、「この会議手法は無駄がなくて助かります」と喜んでくれる場合がほとんどです。
彼らにとっては、いつどんなときでも「タイム・イズ・マネー」なのでしょう。そして、それは、トヨタのテンポにも非常に似ているのです。
トヨタでは、お金を稼ぐこと自体をゴールにしてはいませんでしたが、時間への意識はものすごく高かったです。とにかくトヨタの上司や先輩からは、「会議時間の1分も無駄にするな」と耳にタコができるほど言われ続けました。
それが、私の知るところの「トヨタの会議や打ち合わせ」です。
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