「クールなバリキャリ」だが、"原因不明の頭痛"に悩まされる日々…。心療内科で診断された「意外な病名」とは
よく「心身症って、うつ病とか不安障害みたいなものですか?」と聞かれるのですが、まったく別の疾患です。
違いを簡単に言うと、うつ病や不安障害は、さまざまなストレスによって、精神に不調があらわれる「心の病」です。
一方、心身症は、心理的なストレスや人間関係などの社会的なストレスによって、身体に何かしらの症状があらわれる「身体の病」です。
日本心身医学会では、心身症を「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子(※ストレスになる要因)が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態」と定義しています。
ただし、うつ病や不安障害などの精神障害に伴う身体症状は、心身症とは異なる病気として区別しています。
●呼吸器:気管支ぜんそく、過換気症候群 など
●消化器:慢性胃炎、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア など
●神経・筋肉: 緊張型頭痛、片頭痛、慢性疼痛 など
●内分泌・代謝:摂食障害、甲状腺機能亢進症、多飲症、糖尿病 など
●循環器:高血圧、起立性低血圧症、狭心症、心筋梗塞 など
●皮膚: じんましん、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、多汗症、湿疹 など
●泌尿・生殖器:夜尿症、神経性頻尿(過活動膀胱) など
●整形外科領域:肩こり、腰痛、慢性関節リウマチ、痛風 など
●産婦人科領域:ホットフラッシュ、月経前症候群 など
●眼科領域:眼精疲労、眼瞼けいれん、視力低下、視野狭窄、眼痛 など
●耳鼻咽喉科領域: 耳鳴り、難聴、アレルギー性鼻炎、心因性めまい、嗅覚障害 など
●歯科・口腔外科領域:顎関節症、口腔乾燥症、舌痛症 など
原因に気づいていない“隠れ心身症”の人も
心身症には、とても厄介な問題があります。それは、もし自分や家族が心身症であっても、そのことになかなか気づけないということです。
なぜなら、心身症の症状は呼吸器・アレルギー系や消化器系、神経筋骨格系、内分泌・代謝系など、全身のあらゆるところにあらわれるので、それがまさか心身症のせいだとは思いもしないからです。





















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