体内に炎症を起こし、腸壁に穴が開くことも…専門医が指摘! 「腸活」を台なしにする恐るべき食材とは
では、毎日小麦を食べ続けていると、腸はどんな状態になってしまうのでしょう? 小麦に含まれるタンパク質「グリアジン」のほかにも原因があるので、順を追って説明します。
まず、小麦をたくさん食べていると、腸にカビの一種である「カンジダ」が増殖します。
もともと腸には、善玉菌や悪玉菌と呼ばれる腸内細菌があるのはよく知られていますが、このカンジダは常在菌と呼ばれるもので、腸内に存在していても、とくに問題はありません。ただし、このカンジダの養分になるのが小麦です。
つまり、小麦をたくさん食べるなどして食生活が偏ったり、乱れたりすると、腸内のカンジダが増殖してしまうことになります。また、腸内環境のバランスが乱れると、悪玉菌が増えて、さらにカンジダが増えていきます。
すると、体はどのように反応するか――。「これはいけない!」と体の免疫機能が働いて、いっせいにカンジダをやっつけようとします。
もちろん、こうした免疫の働き自体はいいのですが、増殖したカンジダを激しく攻撃していると、腸内の粘膜まで傷つけてしまうのです。こうして、結果的に腸の栄養吸収をさまたげてしまい、下痢や便秘の原因になるというわけです。
腸壁に穴があく「腸もれ」で腸内環境が劣悪に
みなさんは、「リーキーガット」という言葉を聞いたことがありますか?
英語でガットは「腸」、リーキーは「もれる」を意味します。つまり、日本語に訳すと「腸もれ」。最近では、英語の情報だけでなく、日本語でも「リーキーガット症候群」とインターネットで検索すれば、多くの情報が得られる状況になってきました。
「腸もれ」とは、腸の粘膜の細胞が傷ついて炎症を起こし、その細胞と細胞の間に隙間ができることで、腸壁にごく微細な穴があいたような状態を指します。
微細といえども、隙間は隙間。腸壁に隙間ができると、そこから腸内にいる細菌や毒素、未消化の食べものなどがどんどん「もれ出て」しまうのです。




















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