植え込みに次々立ちション…炎上から3年「東京マラソン」の"トイレ"問題の今 対策は? 「40分並んだ」の声もあったが…

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トイレ行列やマナーの変化を感じているランナーもいる。マラソン歴17年の渡辺優子さん(仮名)だ。過去に出た大会のトイレ事情、旅情報をブログで発信している。

渡辺さんは2019、2024、2025年と東京マラソンへの出場経験がある。2026年も出場する。

「2019年の大会はトイレが本当に長蛇の列で諦めたんです。でも(炎上事件後の)2024年は、スタート付近にかなりの数のトイレがあり、ああ増やしたんだなと。一列に並んで、スタッフが空いたトイレに誘導してくれてスムーズでした。20分ぐらいは並んだ記憶ですが、他の大会とそう変わらない印象でした」

渡辺さんは、2024年、2025年ともに、外で用を足す人は見なかったという。前述の谷口さんも「見かけなかった」と話す。マナーは改善されているのかもしれない。

「地域の人の生活空間を借りて走っている」

渡辺さんは言う。

「ロンドンマラソンに出たときにも、スタート前に外で用を足すランナーたちがいて、残念に思いました。私たちは、地域の人の生活空間を借りて走らせてもらっています。今年の大会も、同じランナーとしてマナーは守ってほしい」

星梅マラソン
2026年2月の青梅マラソン。歴史ある大会で人気が高いだけに、トイレ行列も長い(写真:出場ランナー提供)

大会当日のスムーズなトイレ利用について、東京マラソン財団はこう呼びかける。

「スタート前の整列時間は非常に混雑するため、余裕をもって会場に到着し、早めに済ませておくことをおすすめします。スタートエリアだけでなく、コース上のトイレ配置も事前に大会公式ウェブサイトやランナーガイドブックで確認しておくと安心です。2024年からインフォメーションや大型ビジョンも新設されていますので、当日の案内を活用してください」

メッセージボードにはランナーが意気込みを書いていた(筆者撮影)

2026年は昨年より定員を1000人増やし、約3万9000人へと増員した東京マラソン。今年からは、英語でのコミュニケーションをするグローバルボランティアも大会を支える。

東京マラソン財団と、サウジアラビアのスポーツ・フォー・オール連盟とのパートナーシップ契約会見。東京マラソンの運営ノウハウなどを共有する(筆者撮影)

26日からは東京ビッグサイトでランナー受付が始まっている。スポーツアパレルなどのブース出展もありにぎわっている。筆者も出場予定なので、当日のトイレの様子をまたレポートしたい。

シューズやウェアなどスポーツアパレルのブースも(筆者撮影)
海外ランナーから大人気のアシックスのブース(筆者撮影)
田中 瑠衣子 ジャーナリスト

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たなか るいこ / Ruiko Tanaka

北海道新聞社、繊維専門紙の記者を経て独立。教育や受験、法律、労働問題を主なテーマに取材している。

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