カメラ名門ライカがXiaomiと組み約25万円の高級スマホを日本投入へ。脱シャープの背景と高額戦略の行方

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シャオミ・ジャパンは販路の拡大を加速させている。3月7日のイオンモール鶴見緑地店(大阪府)を皮切りに、4月4日のららぽーと甲子園店(兵庫県)まで約1カ月で4店舗を関西に集中出店する。2月28日には秋葉原に日本初のオフライン修理拠点「Xiaomi Service Center」も開設した。下取りサービスや36回無利子分割払いも導入し、購入後のサポート体制も整えつつある。

Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro
「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」の展示。通常価格1万9980円のカメラグリップで、4月6日までの購入者には無料で付属する(写真:筆者撮影)

4月6日までの購入者には、Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro(1万9980円相当)が無料で付属する。2段階シャッターやズームレバーを備えたカメラグリップで、17 Ultra・Leitzphoneの両方が対象だ。

ライカにとっての転換点

ライカはパートナー交代によって、日本限定・キャリア独占販売という制約から離れた。

Leitzphone Xiaomi 17 Ultra Leica Edition
グローバル版のLeitzphone(左)と中国版の「Xiaomi 17 Ultra Leica Edition」(右)を並べたところ。バックパネルの素材やデザインが異なる(写真:筆者撮影)

Leitzphoneは中国で先行発売された「Xiaomi 17 Ultra Leica Edition」のグローバル版にあたり、ライカ初の国際市場向けスマートフォンでもある。

シャープとの3世代にわたる協業で「ライカスマホ」の認知は広がったが、ソフトバンク限定という販路の狭さが普及の壁になっていた。Xiaomiのグローバルな製造・販売網を得たことで、ライカはスマートフォン事業の規模を大きく拡大できる立場になった。

 

24万9800円というプレミアム価格帯のスマートフォンが、オープンマーケットでどこまで受け入れられるか。シャープ時代のLeitz Phoneはソフトバンクの端末購入プログラムで月々の負担を抑えられたが、今回はその仕組みがない。36回無利子分割払いを用意したものの、購入のハードルは上がった。発売は3月5日で、ライカ直営店や家電量販店の店頭にも並ぶ。

石井 徹 モバイル・ITライター

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いしい とおる / Toru Ishii

1990年生まれ。神奈川県出身。専修大学法学部卒業。携帯電話専門媒体で記者としてのキャリアをスタート。フリーランス転身後、スマートフォン、AI、自動運転など最新テクノロジーの動向を幅広く取材している。Xアカウント:@ishiit_aroka

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