京セラのタフネススマホ「TORQUE」が泥水対応に踏み切った理由 ──衛星通信と着せ替えで示すG07の方向転換

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TORQUEでは以前から限定コラボカラーの展開があり、保証対象外になるものの、自分でカバーを付け替えてカスタマイズするユーザーも存在していた。24年の10周年イベントでは、参加者限定で端末の外装を交換するサービスも提供されている。こうしたファンのカスタマイズ文化を公式機能に取り込んだのがG07の着せ替え対応だ。京セラのデザイナーと早期段階から協議し、カバーを外すと色物が一切ない状態になる設計を実現した。

新機能「タッチプラス」は、専用タグに本体背面をかざすだけで、設定を一括で切り替えたりアプリを起動したりできる機能だ。背面カバーの裏側にタグを内蔵するほか、別売のタグも用意する。

「タッチプラス」機能の実演。NFCタグが仕込まれた背面カバーをかざすと、設定を一瞬で切り替えることができる(画像:筆者撮影)

想定する使い方は多岐にわたる。平日と休日で壁紙・着信音・グローブタッチモードをまとめて切り替える、車のダッシュボードに貼ったタグにかざしてナビを起動する、バイクホルダーのタグでアクションオーバーレイを立ち上げるといった例が挙げられた。タグには固有IDが書き込まれており、市販のNFCタグでは動作しない専用仕様だ。

専用のハードホルダーを使ってリュックに装着したイメージ。アクティビティのスタイルに合わせて使い方が広がる(画像:筆者撮影)

カメラとバッテリーの実用的な進化

カメラはメインセンサーをG06の1/2.1インチから1/1.55インチに大型化した。暗所での撮影性能が上がり、海中やキャンプ場の夜間といったTORQUEらしい撮影シーンで差が出る。AIを活用した撮影補助機能も4種類追加している。

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