セキュリティは技術課題である以前に明確な経営課題です。経営がどう向き合っているかは現場に確実に伝わります。
経営層が変えるべき3つの視点
事故を防ぐために厳格なルールや詳細な規程を整備する企業は少なくありません。しかし、現場の実態と合わないルールは次第に形骸化していきます。
厳しすぎるルールや形式的なチェック運用は自然と守られなくなり、ルールを避ける状態に疑問を持たなくなります。さらに問題なのはミスが起きたときで、厳しい罰則が前提にあると人はミスを隠そうとします。その結果、発見や対応が遅れ、被害が拡大することになります。
重要なのは、ルールの厳しさではなく、「現場で守れるか」「迷ったときにどう行動すればよいか」が具体的に示されているかどうかです(関連記事はこちら)。
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【セキュリティを弱めるのも、強くするのも経営】
