【中国】「自民党圧勝」に対する"リアルな反応" 「右翼スパイラル」などと報じられる一方…ネット上では"高市首相の意外なシーン"が話題に
続いて中国メディアの論調を見ると、今回の選挙は日本政治の右傾化を象徴する重要な分岐点だと位置づけられている。
高市早苗氏の「大勝」は短期的には政治的成果に見えるものの、日本と地域に長期的な安全保障上のリスクをもたらす――そうした見方が強い。
2月10日、中国官製メディア「環球時報」は、ネット右翼の支持が自民党の大勝に寄与したと分析した。
記事は、今回の選挙でネット世論が高市氏と自民党を強力に後押ししたと指摘。特に極端な保守・排外・民族主義を唱える層が、オンラインから現実社会へ影響を拡大させ、ネット民粋(ポピュリズム)と政治家が相互に刺激し合う「右翼スパイラル」を形成したと分析。日本の有識者や国際社会が警戒すべき事態だと結んでいる。
選挙直後には、共産党機関紙の「人民日報」に所属するある記者が、日本政治の動向に対する警戒をネットで発信した。日本の政界が戦後まれに見る「タカ派の時代」に入ったと指摘し、高市内閣が掲げる防衛費倍増計画の前倒し実現に国際社会が注視していると述べている。
高市首相は昨年10月の所信表明演説で、防衛費GDP比2%の25年度達成を表明。年内の「安保三文書」改定による防衛力強化を打ち出していた。
中国のネット世論の反応は?
日本の衆議院総選挙で与党が圧勝したことに対し、中国のネット世論は強い警戒感と関心を示している。微博(ウェイボー)や知乎(ジーフー)といったSNS、さらには個人メディアの反応をまとめると、議論は主に2つの軸に集中している。
まずは、日本社会全体が右傾化し、かつての軍国主義に近い方向へ進むのではないかという歴史問題を絡めた批判が多い。高市政権の誕生を「危険な転換点」とみなす声も少なくない。
次に、中日関係の「不確実性」への不安である。今後の関係悪化を前提にした議論が主流となり、経済安全保障や台湾問題における高市政権の対中強硬姿勢が中国の国益を損なうとの見方が広がっている。
ところで、衆議院選挙の過程では、高市早苗首相が中国のネットユーザーに新鮮な印象を与え、一定の評価を得た1つの出来事がある。


















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