【医師が解説】シニアの筋力低下を防ぐ"筋トレ以外"の意外な要素と「筋肉を育てる」生活習慣

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本稿の最後にご紹介する体操は身体的なフレイルの対策になりますが、社会と触れ合うことは精神的なフレイルの対策になります。ですから、どんどん外出をして、人と関わりましょう。

できれば週に2、3回は、趣味などで外出できるといいですね。ご友人に誘われたら、一緒にスポーツをするのもいいでしょう。

寝たきり防止につながる「コミュニケーション」

スポーツなら、ヨガや太極拳のようにゆっくり動く運動や、水泳がおすすめです。本格的なゴルフは上半身を大きくひねるのでおすすめしませんが、グランドゴルフならおすすめです。

『動ける体が大復活する1分体操』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

お友だちとの会食などはもちろんですが、ゴミ出しや買い物など、ちょっとした用事を見つけて外出することも大事です。

外に出て誰かに会えば、軽く会釈することから始まって、楽しい会話をしてください。仲良くなった相手が同年代なら、励まし合って一緒に体操をしたりして、寝たきりになるのを防ぐこともできるでしょう。

私のクリニックにも、社会的に孤立していた方がたくさん来られます。核家族化が進んでいる現代社会において、特に仕事から引退した男性が孤立していることがよくわかります。

そういう方がクリニックに来られ、体操の指導を受けると、表情が明るくなっていきます。クリニックの理学療法士との会話はもちろん、待合室で患者さん同士の会話も弾むようです。

できれば病院に行かずにすめばベストですが、そういうコミュニケーションも、寝たきりを防ぐことにつながっていくのです。

(出所:『動ける体が大復活する1分体操』より)

※外部配信先ではイラストを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

(出所:『動ける体が大復活する1分体操』より)
(出所:『動ける体が大復活する1分体操』より)
中山 潤一 中山クリニック院長、整形外科医、医学博士

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なかやま じゅんいち / Junichi Nakayama

大阪医大(現大阪医科薬科大学)卒業後、同年神戸大学整形外科入局。基幹病院で臨床経験を積み、医学博士号を取得。2005年、神戸逓信病院医長、08年、神鋼加古川病院医長を経て、11年に兵庫県明石市で中山クリニックを開業する。 有床診療所として年間380件の手術を行い、介護事業も展開。整形外科専門医として、保存療法、再生医療、関節鏡手術、エコー(超音波)治療など幅広い症例を手がける。最先端から従来の療法まで駆使し、常に患者にとって最良の治療を追求している。さらに整形外科医としての診療にとどまらず、介護事業にも深く関わり、高齢者の「老い」と真正面から向き合っている。クリニックの外でもYouTubeなどを通じて医療・健康情報を積極的に発信。YouTubeチャンネルの登録者数は10万人を超える。

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