深夜残業は「努力の場所」がずれている?成果の8割を導く2割の核心を「ピラミッド図」で考えて実行する最短仕事術

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例えば、社内向けの報告資料のフォントや色味を整えることに数時間を費やすのは、100点を目指すための「80の努力」であり、本質的な成果(アウトプット)にはほとんど寄与しません。

「ピラミッド」で分解し、「論点(イシュー)」をハッキリとさせる

やるべき2割を特定したら、次は実行です。ここで役立つのが、物事を分けて考える「ピラミッド」の図です。

ピラミッド図
(画像:『13歳からの図で考える問題解決』より)

この図はその形がピラミッドのように見えることから、そう呼ばれています。

では、ビジネスの例で「大事な2割の特定」と「その実行のためのピラミッド」について考えてみましょう。

例えば「新製品の企画書作成」という大きな目標があった場合はどうでしょうか。このままだとどこから手をつければいいのか途方にくれてしまいます。そこでまず大事な2割の特定するのです。新製品が成功するためには、誰のどんなニーズに応えるかをハッキリとさせ、競争相手にどう打ち勝てるのかを明らかにして、そういった製品を組織として作り上げていく必要があります。そうすると大事な2割は、

• 顧客セグメントの特定とニーズの解明
• 競争相手にマネされない独自性の特定
• 製品開発の能力構築とプロセスの設計
図
(画像:著者作成)

の3つに集約されます。

こうやってピラミッドに分解できれば、論点(イシュー)が明らかになり、着手可能な具体的タスクに落とし込んでいけます。それ以外のこと、例えば「製品名の決定」「起用する広告代理店の選定」、ましてや「パワーポイントの配色をどうするか」といったことは、企画書段階では重要な論点ではなく、多くの時間を費やすべきではないのです。

経験曲線と複利効果による圧倒的結果

仕事にしても、ダイエットにしても、「大事な2割」がハッキリとすると、それらをコツコツと継続することです。そうすることで「経験曲線」という魔法が働き始めます。

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