「ウォーキング」と「筋トレ」のいいとこ取り… 整形外科医が考案した、ケガをしない【完璧な筋トレ】

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縮小

筋肉が多ければそれだけ貯蔵庫も大きく、小さければ貯蔵庫も小さいということです。でも、貯蔵庫が小さいと、ちょっと困ったことが起こります。下の図をご覧ください。

(出所:『疲れない、回復できる、速く・長く歩ける 体力低下を食い止める30秒習慣』より)

6つの物を保管しなければならないとき、9つ保管できる貯蔵庫Aには、まだ3つぶんの余裕があります。でも、4つしか保管できない貯蔵庫Bは、入りきらなかった2つぶんが余剰在庫となり、外にあふれています。

「生活習慣病」と「筋肉」の密な関係

糖でもこれと同じことが起こります。

『疲れない、回復できる、速く・長く歩ける 体力低下を食い止める30秒習慣』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

貯蔵庫である筋肉が少ないと、糖が血液中で余剰在庫となり、生活習慣病の元凶となる中性脂肪に変換されます。すると今度は、それが脂肪として内臓や皮膚の下にたまってしまうのです。

また、筋肉は伸び縮みすることで、筋肉と筋肉の間にある血管を収縮させて血液を心臓のほうへ送り出すポンプのような働きをします。この作用によって、心臓への負担を減らすことができます。

この筋肉のポンプ作用に関しては、ふくらはぎの筋肉が有名です。

ちなみに、少し前までは、心臓を患ったら安静にと言われていました。でも近年では、その人の体力に応じた運動強度を見つけていく運動療法が推奨されています。

運動療法には、四肢(手足)の筋肉をつけて、ポンプ作用で心臓の負担を減らす役割のほか、心臓自体の筋肉を鍛える役割があります。

心臓の筋力が低下していると、酸素が含まれた血液を体全体に循環させることができなくなります。すると、足りない酸素を補おうとして、呼吸の回数が増えてしまう、すなわち息切れを起こすのです。

吉原 潔 整形外科専門医・フィットネストレーナー

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よしはら きよし / Kiyoshi Yoshihara

医学博士。アレックス脊椎クリニック院長。日本医科大学卒業後、同大学整形外科入局。帝京大学医学部附属溝口病院整形外科講師、三軒茶屋第一病院整形外科部長を経て、2017年より現職。日本整形外科学会専門医、日整会内視鏡下手術・技術認定医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)公認パーソナルフィットネストレーナー、食生活アドバイザー。運動療法や筋力トレーニングにも精通した医師として、多角的な診療に定評がある。トレーナーとしての信条は「ケガをしないトレーニング方法を指導すること」。50歳を過ぎてから筋トレでメタボ体形を脱し、ボディコンテストに出場、受賞歴多数。

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