「ウォーキング」と「筋トレ」のいいとこ取り… 整形外科医が考案した、ケガをしない【完璧な筋トレ】

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ウォーキングと筋トレのいいとこ取りをした30秒もも上げを続けることでミトコンドリアを増やし、質を上げることができます。その結果、疲れにくく、疲れがとれやすい体になることが期待できますよ。

筋トレは疲れる、と思いがちですが、実は筋トレをしたほうが疲れにくくなる、というのだからおもしろいものです。

それから、筋肉をつけると免疫力が上がるという報告もあります。風邪をはじめとした感染症には、筋肉=体力があれば感染しづらく、たとえ感染しても軽症で済むことが多いものです。

さらに、筋トレで筋肉を刺激すると、筋肉からマイオカインというホルモンが分泌されます。マイオカインは、近年注目されている「若返りの物質」です。正確にはマイオカインは総称で、今のところ100種類以上が発見されていますが、現在でも未知な部分が多いホルモンです。

それぞれのマイオカインは血流にのって全身をめぐり、さまざまな健康効果をもたらします。

・脳の活性化
・うつやストレスの解消
・脂肪肝の改善
・大腸がん、糖尿病、肥満の予防

一例でも、このような効果が期待されています。30秒もも上げは、多くの筋肉を刺激できるので、それだけマイオカインの分泌量も多くなります。筋力をつけることは、体力の低下を食い止めるだけにとどまらず、このような幅広い恩恵があるのです。

筋肉は生きるうえで欠かせない「糖の貯蔵庫」

生きるうえで筋肉がいかに大切か知っていただくために、さらにこんな話をしましょう。イメージしにくいかもしれませんが、筋肉にはこんな働きもあります。

・糖や水の貯蔵庫としての働き
・血液を心臓のほうへ送り出すポンプの働き

体を動かすときや、疲労を回復するとき、燃料となるのは「糖」です。食べ物からとった糖は、血液に溶け込みます。その後、筋肉にためられて必要に応じて取り出して使われます。筋肉は、「糖の貯蔵庫」なのです。

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