「常識がなさ過ぎる…」人事部長が絶句…入社式にスーツで来なかった新人のまさかの"言い分"

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現在、ビジネスシーンにおける服装は大きく3つに分類される。

1つ目は「フォーマルスタイル」。いわゆるスーツスタイルである。ジャケット、シャツ、ネクタイ、革靴という組み合わせだ。最も格式が高く、冠婚葬祭や重要な商談などで求められる。

2つ目は「ビジネスカジュアル」。スーツよりもややカジュアルだが、ジャケットは必要とされる。ネクタイは不要な場合が多い。顧客訪問も可能なレベルの服装だ。

3つ目は「オフィスカジュアル」。社内での業務を前提とした、さらにカジュアルな服装である。ジャケットなし、ポロシャツやカットソーでもOK。職場によってはデニムやスニーカーも許容される(とはいえ、短パンやサンダルなどはNG。自由過ぎる服装は控えよう)。

この3つのスタイルは、業界や企業によって使い分けられている。IT企業やスタートアップでは、普段からオフィスカジュアルが標準というところも珍しくない。いっぽう、金融機関や官公庁と取引のある企業では、フォーマルスタイルが求められることが多い。

つまり「どの服装が正しいか」は、一律には決められないのだ。

「常識」の世代間ギャップ

冒頭の人事部長は50代。彼が新入社員だった30年前、入社式にスーツ以外で参加する人はほぼいなかっただろう。だから彼にとって「入社式=スーツ」は疑いようのない常識なのだ。

しかし今の新入社員は違う。就職活動の段階から「服装自由」の企業説明会に参加し、オンライン面接ではカジュアルな服装で臨むことも珍しくない。内定式もオンラインで行われ、服装の指定がなかったという経験をしている人も多い。

彼らにとって「服装は指定がなければ自由」という感覚は、ごく自然なものだ。これは常識がないのではなく、常識の基準が異なっているのである。

世代間で「常識」が異なるとき、どちらが正しいかを議論しても意味がない。重要なのは、組織としてルールを明確にすることだ。

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