訳知り顔に語っていても、なぜか【話が浅いと思われる人】がやらかしている4つの"致命的なミス"

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ある飲食店では、店の主人が「国産だから安心ですよ」と客に向かってアピールしていた。だが、「国産だから安心」の根拠はどこにあるのか、何が安心なのか、肝心な部分はさっぱり見えてこない。イメージだけで語ると「浅い」話となる。

成功者を妄信する「権威バイアス」の落とし穴

④権威に頼った物言い

「権威」がよく出現することも、「浅い」話の特徴の1つだ。権威を使うこと自体は悪くない。問題は「権威がなぜこのように述べているのかの理由を知らない」のに、権威を引き合いに出すことだ。

コミュ力が高い人が話しながら意識していること
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「成功している社長の〇〇さんが、ダメって言っていましたよ」

「へえ、なんで?」

「よく知らないですけど、〇〇さんが言っているなら、間違いないでしょう。疑うのですか?」

「(浅いな……)あなたはどう思いましたか?」

「あの人は大きく成功していますからね。信じますよ」

「(ダメだこの人……)そうですね。ま、あなたがそう思うならいいと思います」

「いや、〇〇さんが言っているんですよ!」

「理由を知らないのでは、そのまま信じるわけにいかないですよ」

「あなた、本当に素直じゃないですね!」

「そういう問題じゃないでしょう……」

我々は成功者の言うことを盲信しがちだが、認知心理学的には、それは「権威バイアス」と呼ばれるバイアスの一種である。「成功者の言うこと」「権威の言うこと」は、正確な記憶にもとづくものとは言えないことも多いと知るべきだ。

繰り返すが、「浅い話」が悪いとは言わない。浅い話をいちいち批判するのは単なる「面倒なやつ」だ。だが、議論や考察をする際にそれではまずい。きちんと使い分けよう。

安達 裕哉 ティネクト代表取締役

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あだち ゆうや / Yuya Adachi

1975年東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事 。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上の ビジネスパーソンとともに仕事をする。現在は仕事、マネジメントに関する メディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサル ティング活動を行う。著書に『頭のいい人が話す前に考えていること』など。

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