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アナウンサーが次々と結婚報告も「いちいち言わなくていい」「芸能人気どり」の声…現役アナが語る《私たちの厳しい現実》

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スミス春子ユニスさん 女子アナ
元静岡朝日テレビのアナウンサーで、現在はフリーで活躍するスミス春子ユニスさん(写真:本人提供)
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また、私も今年3月に出産したが、1月にSNS等で妊娠を報告した際にはかなり緊張した。これもラジオのレギュラー番組を産休・育休でお休みさせていただくため、必要な報告だったからだ。

このような結婚・妊娠報告についても、世間から見た「プライベートなことも報告したがるアナウンサー」といった見え方とのギャップではないだろうか。

スミスさん自身も2023年に結婚。26年1月にはレギュラーラジオ番組で妊娠報告を行い、3月に長女を出産した(写真:本人提供)

女性アナウンサーが「次々退社する」理由

また、結婚や妊娠を機にフリーランスへ転身したり、他業種へ転職したりする人は後をたたない。規模の大きい局は別だが、地方局はこのタイミングで辞めていく人が多い。せっかく狭き門を突破したにもかかわらず、なぜ彼女らは退社していくのか。

その理由の1つが、融通が利きにくい仕事だということだ。まず、アナウンス部に所属すれば、災害などの緊急時にはすぐに会社に駆けつけなければならない。企業によっては、勤務先からの通勤時間に制限を設けている場合もある。

さらに、急遽ロケが入ったり、取材が長引いたりすることは日常茶飯事だ。自分が担当している番組だとすぐに代役を用意することは難しい。そうなると、突然の子どもの事情で休むなんて現実的とは言いがたい。

もちろん、夫に任せることも可能だが、厄介なことに、まだまだ日本では母親がキャリアを犠牲にすることが非常に多い。

レギュラー出演するSBSラジオ「それいけ!曖昧moco」は5カ月間の産休・育休を取った。写真は、復帰前に子どもを連れて参加したSBSラジオのイベントでの1枚(写真:本人提供)

私自身、実際に子育てをしてみて、何もかもが思い通りにはいかないことを、身をもって実感している。出産前に思い描いていた生活やスケジュールとは程遠く、子どもの都合に合わせながら毎日をやりくりすることが、こんなにも大変なことなのかと驚かされる。

急に仕事が入ったときには、近くに住む義理の両親に娘を預かってもらうこともある。助けてもらえることは本当にありがたい一方で、頼ることへの申し訳なさもあり、仕事と子育ての両立の難しさを痛感する。子育てをしながら働くということは、想像していた以上にずっと大変だった。

しかし、周囲の支えがあってこそ仕事を続けられることや、子育てを経験きたからこそ見える視点があることにも気が付かことができた。

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