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「あの、もう少し、給料上げてほしいんです」→転職活動中に《給与交渉》するベストタイミングを解説。面接中のどの段階で交渉すべきか

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  • 北村 庄吾 ブレイン社会保険労務士法人 代表社員
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また、いきなり高いベース給与を求めるのが難しい場合は、以下のような「条件付きの合意」を提案するのも有効な手法です。

1. 試用期間後の再評価:「最初の半年は前職と同等で構いませんが、成果を出した際には〇万円アップしてください」
2. インセンティブの設定:「具体的な目標(実績)を達成した際に、賞与として成果報酬を上乗せしてください」
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このように、企業側のリスクを抑えつつ、自身の成果を報酬に直結させるロジックを提示しましょう。

自分で交渉することに抵抗がある、あるいは自身の適正年収が分からないという場合は、転職エージェントの活用が非常に有効です。

彼らは転職が成功した際、決定年収の数割を紹介手数料として受け取るビジネスモデルであるため、あなたをできるだけ高く売り込んでくれるでしょう。

専門的な知見からあなたの市場価値を客観的に評価し、企業側とのタフな交渉を代行してくれる心強いパートナーとなります。

自分を成長させる「循環」を作る

かつてのように「1つの会社に骨を埋める」ことが美徳とされる時代は終わりました。今は、自身の価値を高めるために戦略的にステップアップしていく時代です。

納得のいかない給与にモヤモヤしながら働き続けるか、正当な報酬を得て、その資金と時間をさらなる自己投資に充てていくか。どちらの人生がより豊かであるかは明白です。

適切な給与交渉は、単にお金を得る行為ではなく、「自分の価値を自分自身で認める」ための方法でもあります。尻込みせず、堂々と自身の価値を主張していきましょう。

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