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エース社員が"最低限の成果"しか出さなくなった本当の理由 1on1ミーティングで重要なこと

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では、マネジャーになったその日から、何をすればよいのでしょうか?

Googleでは、新任マネジャーにとっての最初の3カ月間(オンボーディング期間)を非常に重視しています。

エンパワメント型マネジャーとして成功するかどうかは、ここでいかによいスタートを切れるかにかかっています。

チームを理解することが重要

マネジャーとしての役割や業務を理解することは当然のことですが、それだけであれば1カ月もあれば十分かもしれません。しかし、それ以上に重要なのが包括的に「チームを理解すること」です。チームを知り、自分のスタイルを馴染ませるための期間として、3カ月という時間が必要なのです。

マネジャーはこの3カ月間で、具体的に次の3つのことをします。

1 メンバーを知る
2 チームの業務を知る
3 チームの実態をつかむ

これらをできるだけ「多面的に」行う必要があるのです。

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インドのことわざに「群盲、象を撫でる」というものがあります。目の不自由な方々が象に触れ、それぞれ象の特徴を説明します。ある人は「象は太い柱のようだ」(足を触った場合)、別の人は「象は大きな扇のようだ」(耳を触った場合)と言います。彼らの感じたことはどれも間違いではありませんが、どの意見も象全体の姿を示しているわけではありません。

チームを理解する際にも、この例えと同じことがいえます。1人のメンバーの意見や1つの業務の情報だけで判断してしまうと、チーム全体の真の姿を見誤るリスクがあります。

だからこそ、「無意識のバイアス」に陥ることがないように、さまざまな視点から情報を収集し、たとえ同じトピックでも複数の人から話を聞き、実際の業務の様子を確認することで、より正確でバランスの取れた判断を下すよう注意が必要なのです。

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