子どものスマホ依存を改善するにはどうする?―わが子が「最後まで自分の目で見られる人生」を

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岩田:私の周りでも、オルソケラトロジーが浸透してきていると感じます。歯を大事にしようということはずいぶん広まってきましたが、次は目を大事にという時代になってきているかなと思います。

窪田:歯の大切さが知られるようになったのは、優秀な歯科医の先生たちの努力の賜物です。私も頑張ってさらに発信せねばと思いますが、目も歯と同じぐらい早くからのケアが欠かせないということが、もっともっと知られてほしいです。

せっかく長生きできる時代になったのだから、最後まで自分の目で見て自分の頭で考えられるようにしておきたいですよね。勉強も大事ですが、一生ものの体も大事です。岩田さんが子どもたちの外遊びを推奨されているのも、目のためにもとてもいいと思います。

少し散歩するだけでも目にいい

岩田:「私は外遊びなんて無理!」と言う親御さんもいますが、そういう人は往々にして、すごくハードなアウトドアを想定されているんですよね。そんなにハイレベルな、火おこしやソロキャンプみたいなことをしなくても大丈夫(笑)。春のお花見とか秋の紅葉狩りとか、「これなら自分でもできるな」ということを見つけて実践してほしいです。

窪田:1駅歩くだけ、少しお散歩するだけで十分ですからね。

岩田:大人にもテクノロジーに頼りすぎないようアドバイスしていますが、そういう意味でも、もっと外に出るべきではないかと思います。天気だって、昔は外の匂いや雲行きで「雨が降りそう」などということを感じていたはずなのに、今はスマホアプリの天気予報に頼ってしまう人が多いでしょう。頭脳だけでなく、体も使っていったほうがいいですよね。

窪田:子育てにおいても健康のためにも、やっぱり動物的な感覚を研ぎ澄ますことは大切ですね。今日のお話で、子どもにさせたいと思うこと、学ばせたいと感じることがあれば、親自身がやって見せることが大切なのだと実感しました。それが親の成長や充実にもつながります。

子どもには親の願望を押し付けるのではなく、一緒に生きていくパートナーとして接するのが理想なのかもしれません。親としてどう生きるか、考え方の大きなヒントをもらった気がします。

(構成:鈴木絢子)

岩田 かおり 家庭教育コンサルタント、ママプロジェクトJapan代表

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いわた かおり / Kaori Iwata

幼児教室勤務、そろばん教室の運営を経て、「子どもを勉強好きに育てたい!」という想いから、独自の教育法を開発。「がんばらない子育て」を軸に、親の自己犠牲を手放しながらも子どもの自立・成長を加速させる教育方法を開発・提唱している。3児の母であり、その子どもたちは、中学生で起業、経団連の奨学生としてインドへ高校留学、学費全額奨学金で海外大学進学、塾なしで慶應義塾大学合格などといった実績を更新し続けている。近著に『自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。著書に『「天才ノート」を始めよう!』(ダイヤモンド社)『自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(ディスカヴァー)がある。

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窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO

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くぼた りょう / Ryo Kubota

慶應義塾大学医学部卒業。慶應大医学部客員教授、米NASA HRP研究代表者、米シンクタンクNBR理事などを歴任。虎の門病院勤務を経て米ワシントン大学助教授。2002年創薬ベンチャー・アキュセラを創業。2016年窪田製薬ホールディングスを設立し、本社を日本に移転。アキュセラを完全子会社とし、東証マザーズに再上場。「エミクススタト塩酸塩」においてスターガルト病および糖尿病網膜症への適応を目指し、米FDAからの研究費を獲得し研究開発を進めているほか、在宅医療モニタリングデバイスや、ウェアラブル近視デバイスの研究開発を行っている。

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