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「俺が頑張る」上司は三流?「話題のプロデューサー」が人を動かすために"最初に捨てたもの"

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五月病にやりやすい時期、「心を壊さない働き方」のコツは?(写真:metamorworks/PIXTA)
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地元・茨城でイベントづくりに本格的に関わり始めた頃の僕は、とにかく「前に出るタイプのプロデューサー」でした。企画も構成も広報も自分で考え、自分で決め、自分で動いたほうが早いと思っていたのです。

実際、最初はうまくいきました。僕の名前を出せば人が集まり、声をかければ話も通る。

ところが、ある花火大会の準備が佳境に入った頃、違和感を覚えました。

打ち合わせには人が集まるのに、僕がいない場では何も決まらない。小さな判断ですら「安達さん、どうしますか」と僕に返ってくる。

その瞬間、はっきりとわかりました。これはチームではなく、僕一人に依存した現場になっていると。

これはリーダーシップの問題ではなく、構造の問題でした。僕が頑張るほど、他のメンバーが動けなくなる構造を、自分でつくっていたのです。

「自分のイベント」にしていたのは、実は自分だった

そのとき僕は、プロジェクトを「成功させる」ことばかり考えていました。でも同時に、無意識のうちに「自分のイベント」「自分の企画」にしてしまっていたのだと思います。

次のプロジェクトでは、やり方を大きく変えました。

広報物から自分の名前を前に出すのをやめ、会議でも結論を急がず、地域側の意見が出るまで待つようにしました。

正直、不安しかありませんでした。進みが遅くなるし、クオリティが下がるかもしれないと思ったからです。

実際、最初の数回は空気が重く、沈黙が続く場面もありました。

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【プロデューサーは、主役になる仕事ではない】

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