まもなく20歳の小泉セツ、生涯をともにするはずの夫が…朝ドラ「ばけばけ」逃亡した夫を追いかける「凄い行動力」
いい人すぎる銀二郎の実在モデルは?
なんという好青年だろうか。NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」で、寛一郎が演じる山根銀二郎の立ち居振る舞いに、そう感心した視聴者も多いことだろう。銀二郎は、髙石あかりが演じる主人公・松野トキの一番目の夫である。婿入りをする形で、愉快な松野家の一員となった。
トキが望んでいた「怪談好き」の男性とあって、2人は微笑ましい結婚生活を送るが、次第に雲行きが怪しくなっていく。機織り工場が閉鎖して、トキは失職。松野家の借金を返すために、銀二郎は荷運びと内職に加えて、客引きの仕事もすることになった。明らかにハードワークで仕事中に倒れてしまうことも。
それでも、小日向文世演じる勘右衛門は、跡取り修行として銀二郎に木刀を振らせることしか考えていない。それどころか、客引きの仕事をする銀二郎に「わが家の格が下がる」と言い放ち「これ以上、恥をさらすな」となじる始末。いや、あなたの家の借金のせいで、お婿さんはこんなにがんばってるんですが……。


















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