「もはやセレブ食」「もうちょい出せば焼肉に行ける」との声も…。1食2000円「ウーバーでのココイチ離れ」に配達員が感じたこと
そこで私は今回、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、ウーバーを使ってココイチの料理を注文してみた。
いったいどんな配達員が、どれくらいの時間で、どのような料理を持ってきてくれるのだろうか……。
実際にウーバーで注文。届いた商品はまさかの…
まずはウーバーイーツのアプリ画面から、ココイチのロースカツカレーを選択。ライスの増減なし。無料の福神漬けあり。トッピングはなし。辛さはプラス82円を支払い2辛にした。
完成したロースカツカレーは1776円。ここにサービス料231円と配達料50円が加算され、最終的な支払い金額は……2057円となった。

注文確定は21時30分ちょうどに押した。アプリの画面に到着予定時刻21時50分。最も遅い到着時刻は22時10分と表示された。
待つこと約5分。アプリ画面に「ご注文の品を受け取りに向かっています」と表示され、配達員の位置情報が確認できるようになった。そこから3分後、21時38分に「お届け先に向かっています」というメッセージが表示された。
吉野家や松屋もビックリするようなスピード感に、私は不信感を募らせた。もしかして前のお客さんがキャンセルした、冷めたロースカツカレーが届くんじゃないか(きっとそうに違いない)と思ったのだ。
21時45分に自宅のチャイムが鳴った。玄関の扉を開けると、少しだけ服がくたびれている、50代くらいの男性配達員が立っていた。気持ちのいい笑顔で「お待たせしました!」と渡してくれた商品は……なんと熱々だった。
私は「かなり早かったですね」と話題を振ってみた。その配達員からは「自分が(店に)着いたとき、ちょうど出来たみたいで」と返答があった。

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